このブログはBookLive!ユーザーが選ぶ2019年「今、読むべきビジネス書ベスト100ランキング」で第14位に選ばれた佐藤航陽さんの「お金2.0」のREVIEWです。
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こんな人にオススメ!
- お金の今について知りたい人
- お金の未来について知りたい人
- 2.0の意味を知りたい人
- 売れてるビジネス書を探している人
- 読み応えのあるビジネス書を探している人
逆に向いていないのは
- フィンテックって何?
- ビットコインって何?
- ブロックチェーンって何?
- 経済の基礎が知りたい
- わかりやすいビジネス書が読みたい
この本は上記の内容を説明したものではないので、ある程度の知識がある前提で書かれています。のでビットコインについては多少説明はありますが、詳しく知りたいのであれば別の本をオススメします。
お金についての入門編としてはこちらをオススメ↓

「お金2.0」をREVIEW
僕の感想です。メモを取りながら約6時間で一気に読み終えました。
内容
読みやすさ
満足度
非常に内容の濃い本です。
タイトルにもある「2.0」。
今までのお金の仕組みを1.0として、2.0の社会とは何か?
遠い未来ではなく、もう実際に起きている2.0の仕組みについてわかりやすく学べる本です。
262ページ、ほぼ絵もなく文字だけでしたが、いやぁ〜楽しかった。
2019年「今」から数年先の未来のお金について知りたいのならぜひ読んでほしい。
(この本の初版は2017年11月30日なのでもっと前から知れたんだね…)
よって内容は満点
読みやすさは正直、本初心者向けにブログ書いているので低め、そして普段はオススメ度で表していますが今回は満足度として満点にしました。
一言で言うとめっちゃ為になる本です。
ここからはこの本で僕が気になったテーマをいくつか紹介します。購読の参考にされば幸いです。
お金2.0とは?
質問です
- 「通貨とは中央銀行が発行し、経済とは国家がコントロールするものだ!だから分散をしてバラバラにするなんてありえない」
- 「実用性のないなんの役にも立たない体験や感情にお金を払うなんてありえない」
- 「評価や信用なんてものがお金に変わるはずがない」
この意見に賛成な人???
この意見に賛成な人はこれからは非常識な人間になってしまいます。
今、現在進行形で「お金」の意味が変わっています。
上記の例を言えば
- ビットコイン
- 投げ銭
- クラウドファンディング
わからない人はこの辺の知識を少し勉強してから読んだ方がイメージがわくと思います。
僕らが生きる未来について著者・佐藤航陽(さとう かつあき)は
- お金
- 感情
- テクノロジー
この3つのベクトルが表す方向が「未来」だと
この中でテクノロジーが大きく進化しています。
「Fintech(フィンテック)」 = ITなどの新たなテクノロジーの進化によって金融の世界が破壊的に変化するトレンド
(フィンテックって言葉知ってますか?恥ずかしながら僕はこの本で初めて知った言葉でした。)
さらにこれをFintech1.0とFintech2.0として説明
このFintech2.0が「お金2.0」の由来だそうです。
Fintech1.0 = 既に存在している金融の概念は崩さずに、ITを使ってその業務を限界まで効率化する
例 スマホ決済 クラウドファンディング
Fintech2.0 = 近代に作られた金融の枠組みを無視して、全くのゼロベースから再構築する
例 ビットコイン
いきなり仮想通貨?ビットコイン?って言われても、それは一部のわかる人だけのものでしょって言う考えはもう良くないね
テクノロジーが進化すれば自ずと利用する側にも変化を求められるから。
仮想通貨、ビットコイン、ブロックチェーンの仕組みは知っておこうと思います。
だって今から生まれる子供たちにとってはこれから変化する社会こそが当たり前の社会になるから。
この「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」はこの2.0(全くのゼロベースから再構築する)についてどう言う未来がこれから待っているのか?どのような選択肢があるのか?
今自分の立ち位置がどこにあるのか?未来のビジョンがきちんと描けているのか?
自分のレベルを知るにはちょうどいい教科書です。
お金の偏り
今の経済がどうなっているのか?
経済 → 極端な偏り → 人気者がより人気になる
例 (経済)
上位1%の富裕層が世界全体の富の48%を所有
上位80人と下位35億人の所得がほぼ同じ
さらに身近な例 (ソーシャルゲーム 無料で遊べる版)
全体の3%がお金を払い、さらにその中の上位10%で全体の売り上げの50%を占める。さらに全体の0.3%がそう売り上げの半分を占める
経済には2種類 = 消費経済 & 資産経済
消費経済は普段買い物したりしてお金が動くこと
資産経済はお金からお金を生む動きのこと
どちらがどれくらい経済で占めているかわかります?
答えは消費経済が1割で資産経済が9割
これを今の生活の中で感じれる?
この感覚は知っておかないといけないレベルだけど
普段の人間の生活が世界経済の中ではわずか1割でしかなく、ごく一部の人たちの投資する資産の動きが9割って…ほぼごく一部の人たちのための世界になってしまうんですね。
昔はどこにでも王様いて、今はメガ企業のトップ
(アマゾンならジェフ・ベズス、フェイスブックならマーク・ザッカーバーグ)がそれに当たる。
別の本で読んだけれどこれからの未来は中級層がいなくなって最上級層と奴隷レベルの最下級層だけになるってさ…
お金の価値
お金以上に大切になって行くものが「信用」
逆に大きな「信用」さえ持つことができれば「お金」に変換する必要はない
(「お金」に変換するから人はものすごく手数料を失っている)
この辺の内容は以前ホリエモンと中田のあっちゃんの対談の時の内容とダブったので参考までに(4:45あたり)
「信用」が別の形で変換されていくこの仕組みが
Fintech2.0 = 近代に作られた金融の枠組みを無視して、全くのゼロベースから再構築する
に繋がっていく
ありがとう・感謝の気持ちがSNSのいいねや動画の投げ銭になり、コミュニティー独自のビットコインを生む
それが社会生活で利用できるようになれば、わざわざ「お金」に変換すること自体が必要なくなる。
中央銀行が発行するお金自体がなくなることはないけど
令和時代、新紙幣「渋沢栄一」を目にする機会は極端に減るんじゃないかなぁ
著者・佐藤航陽(さとう かつあき)さんはお金そのものには価値がなくなり、ノウハウこそが重要な時代になると考えています
お金の未来
AIがこれから人間の代わりに仕事するようになると
- お金が稼げなくなる
- 暇を持て余す
- 電子国家の誕生
こうなる人が一気に増えてしまいます。
しかもそんなに遠い未来ではありません。
その時社会はどうなるか?
その1つの考えとしてベーシックインカムです。
ベーシックインカム = 必要最低限の生活コストを国民全員に支給する仕組み。社会保障も適用
しかもこれを国で考えるだけではなく、今日大企業がバックアップして無償提供する動きまで考えられているそうです。
例えがGoogleが自社の製品しか利用できないけれども無料で住めるアパートを用意してくれてそこで生活する。
その代わりに利用者は生活の色々なデーターを提供する。
要はプライベートを売るってことになるよね。
それってどう思いますか?
最低限の生活は保障されてそれなりに快適な生活を遅れるだろうけど、本当にそれが幸せに繋がるのか?疑問です。
さらに時間を持て余す人も増えるので、生きがいを無くす人も増えるんじゃないでしょうか。
さらに
Google・Amazon・Facebook・Appleのような巨大企業が1つの国として権力を持つ時代がやってくると予想しています。
「お金2.0」を1分でまとめ
読んで感想を書いてみてわかります。
ビジネスの知識がない初心者には「お金2.0」は敷居が高かった…
自分の分かる範囲で
これから読む人に伝えようと色々書きましたが
本書の魅力の10%もかけた気がしません。
改めて仮想通貨、ビットコイン、ブロックチェーンの仕組みをはじめ
AIや5Gについても勉強が必要だと痛感
それでも読んでて楽しかった…
知らない世界を知ると言うのは楽しい純粋に
最後に
著者佐藤航陽さんは「自然とは経済の大先輩みたいな存在」だと書いています。
分かる人には分かるのでしょう。
僕にはわかりません。
もう少し勉強して、もう一度この本のREVIEWを書きます
「自然とは経済の大先輩みたいな存在」
この言葉の意味に近づきます。
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