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村上春樹の長編作品紹介【初心者におすすめ最初の1冊】
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この記事は村上春樹作品最初の1冊を探しているあなたへ向けて書いています。
はじめまして。フラシカと申します。
普段から教育系YouTubeが大好きで、通勤や休憩時間によく利用しています。
本が大好きで、いつもYouTubeを参考にビジネス書を探しています。
特に好んで聴いていのは
- 「中田敦彦YouTube大学」
- 「西野亮廣エンタメ研究所」
- 「サラタメさん」
- 「アバタロー」
- 「マコなり社長」
これを読んでくれている人の中にもきっと、「同じだよ」って人いるんじゃないでしょうか?


今回は世界でも活躍されている村上春樹さんについてまとめてみました。

村上春樹
村上 春樹(むらかみ はるき、1949年1月12日 – )
職業:日本の小説家・米文学翻訳家・エッセイスト
出身:京都府京都市に生まれ、兵庫県西宮市・芦屋市に育つ。
経歴
早稲田大学第一文学部演劇科卒、ジャズ喫茶の経営を経て、1979年『風の歌を聴け』で群像新人文学賞を受賞しデビュー。
1987年発表の『ノルウェイの森』は上下430万部を売るベストセラーとなり、これをきっかけに村上春樹ブームが起き、以後は国民的支持を集めている。
日本国外でも人気が高く、現代アメリカでも大きな影響力をもつ作家の一人だと言われている。
2006年、民族文化へ貢献した作家に贈られるフランツ・カフカ賞を受賞し、以後ノーベル文学賞の有力候補と見なされている。
デビュー以来、翻訳も精力的に行い、スコット・フィッツジェラルド、レイモンド・カーヴァー、トルーマン・カポーティー、レイモンド・チャンドラーほか多数の作家の作品を訳している。
また、随筆・紀行文・ノンフィクション等も出版している。
Wikipedia参照
村上春樹さんの作品を愛する人たちは世界中にいます。
そして熱狂的なファンは通称「ハルキスト」と呼ばれています。
村上春樹作品の選び方(最初の1冊)
村上春樹作品が初めての方にまず知っておいて欲しいの作品の種類です
- 長編小説
- 短編小説
- エッセー
- 絵本
- ノンフィクション
- 紀行集
多種に渡って出版されています
基本的には村上春樹作品といえば「長編」と「短編」小説です。
その中でも主に長編作品が、社会現象やベストセラーになっています。
なのでわからないままに「村上春樹」という名前だけでポチらないように注意しましょう。
その上で今回は、長編作品の最初の選び方を紹介します。
初めて読む方におすすめしたい3つ選び方。
1つ目は人気の作品
村上春樹の長編作品はどれも有名ですが、抜きん出て売り上げた作品、社会現象になった作品はこの2作品。
ノルウェイの森(1987年)
2010年に映画化。国内累計発行部数は1000万部を突破する。
1Q84 (2009年)
予約の段階でミリオンセラー。全3巻100万部突破する。
2つ目は村上春樹のデビュー作
村上春樹の歴史から知りたい方へおすすめしたいデビュー作「風の歌を聴け」から続く「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」「ダンス・ダンス・ダンス」の4部作。「僕」という主人公の物語。
風の歌を聴け(1979年)
3つ目は僕のおすすめ作品
人におすすめするならって考えた時に浮かんだのがこの作品。個人的に1番ワクワクしたのがこの作品でした。
海辺のカフカ(2002年)
読む前に時代風景をイメージしましょう。
例えば「ノルウェイの森」なら、まず映画をみてから読むのもありです。
村上春樹の作品は、エンタメ性がないので映像作品にはあまり向いていません。
そんな中で映画版「ノルウェイの森」は検討したと個人的には思っています。(面白い面白くないは別として)
普段から小説を読み慣れている方は問題ないですが、初心者には村上春樹作品は結構ハードルは高いです。
村上春樹長編作品一覧
村上春樹長編作品を年代順に並べてあります。
村上春樹長編作品Kindle(電子書籍)未対応5作品
- 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド
- ねじまき鳥クロニクル
- 海辺のカフカ
- 1Q84
- 騎士団長殺し
村上春樹長編作品でオーディブル対応作品はありません。
風の歌を聴け(1979)
- 出版社:講談社
- 発売日:1979/01
- 単行本:201ページ
解説
「あらゆるものは通り過ぎる。誰にもそれを捉えることはできない。僕たちはそんな風に生きている」1970年8月、帰省した海辺の街。大学生の〈僕〉は、行きつけのバーで地元の友人〈鼠〉と語り明かし、女の子と知り合い、そして夏の終わりを迎える。過ぎ去りつつある青春の残照を鋭敏にとらえ群像新人賞を受賞した、村上春樹のデビュー作にして「初期三部作」第一作。
1973年のピンボール(1980)
- 出版社:講談社
- 発売日:1980/01
- 単行本: 207ページ
解説
「電灯のスイッチを切って扉を後ろ手に閉めるまでの長い時間、僕は後ろを振り向かなかった。一度も振り向かなかった」東京で友人と小さな翻訳事務所を経営する〈僕〉と、大学をやめ故郷の街で長い時間を過ごす〈鼠〉。二人は痛みを抱えながらも、それぞれの儀式で青春に別れを告げる。『風の歌を聴け』から3年後、ひとつの季節の終焉と始まりの予感。「初期三部作」第二作。
羊をめぐる冒険(1982)
- 出版社:講談社
- 発売日: 1982/10
- 単行本: 405ページ
- 第4回野間文芸新人賞
解説
「羊のことよ」と彼女は言った。「たくさんの羊と一頭の羊」「羊?」「そして冒険が始まるの」 故郷の街から姿を消した〈鼠〉から〈僕〉宛に、ある日突然手紙が届く。同封されていた一枚の写真が、冒険の始まりだった。『1973年のピンボール』から5年後、20代の最後に〈僕〉と〈鼠〉がたどり着いた場所は――。野間文芸新人賞受賞の「初期三部作」第三作。
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(1985)
- 出版社:新潮社
- 発売日:1985/6
- 単行本: 618ページ
- 第21回谷崎潤一郎賞受賞
- Kindle未対応
高い壁に囲まれ、外界との接触がまるでない街で、そこに住む一角獣たちの頭骨から夢を読んで暮らす〈僕〉の物語、〔世界の終り〕。老科学者により意識の核に或る思考回路を組み込まれた〈私〉が、その回路に隠された秘密を巡って活躍する〔ハードボイルド・ワンダーランド〕。静寂な幻想世界と波瀾万丈の冒険活劇の二つの物語が同時進行して織りなす、村上春樹の不思議の国。
ノルウェイの森(1987)
- 出版社:講談社
- 発売日:1987/09
- 単行本: 上267ページ、下260ページ
解説
十八年という歳月が流れ去ってしまった今でも、僕はあの草原の風景をはっきりと思い出すことができる――。1969年、大学生の僕、死んだ友人の彼女だった直子、そして同じ学部の緑、それぞれの欠落と悲しみ――37歳になった僕は、機内に流れるビートルズのメロディーに18年前のあの日々を思い出し、激しく心をかき乱されていた。時代も国境も越えて読み継がれる世界的名作。
ダンス・ダンス・ダンス(1988)
- 出版社:講談社
- 発売日:1988/10
- 単行本: 上344ページ、下339ページ
解説
『羊をめぐる冒険』から4年、激しく雪の降りしきる札幌の町から「僕」の新しい冒険が始まる。羊男、美少女、そしていくつかの殺人――。渋谷の雑踏からホノルルのダウンタウンまで、「僕」は奇妙で複雑なダンス・ステップを踏みながら、暗く危険な運命の迷路をすり抜けていく。70年代の魂の遍歴を辿った著者が80年代を舞台に、新たな価値を求めて闇と光の交錯を鮮やかに描きあげた話題作。
国境の南、太陽の西(1992)
- 出版社:講談社
- 発売日:1992/10
- 単行本:294ページ
解説
ジャズを流す上品なバーを経営し、妻と二人の娘に囲まれ幸せな生活を送っていた僕の前に、十二歳の頃ひそやかに心を通い合わせた同級生の女性が現れた。会うごとに僕は、謎めいた彼女に強く惹かれていって――。日常に潜む不安と欠落、喪失そして再生を描く、心震える長編小説。
ねじまき鳥クロニクル(1994)
- 出版社:新潮社
- 第1部発売日:1994/04
- 単行本:第1部 308ページ、第2部 356ページ、第3部 492ページ
- Kindle未対応
解説
会社を辞めて日々家事を営む「僕」と、雑誌編集者として働く妻「クミコ」の結婚生活は、それなりに平穏に過ぎていた。しかし、飼っていた猫の失跡をきっかけにバランスが少しずつ狂い始め、ある日クミコは僕に何も言わずに姿を消してしまう。僕は奇妙な人々との邂逅を経ながら、やがてクミコの失踪の裏に、彼女の兄「綿谷ノボル」の存在があることを突き止めていく。
スプートニクの恋人(1999)
- 出版社:講談社
- 発売日:1999/04
- 単行本:309ページ
解説
彼女はかなり年上の、すばらしく洗練されたビジネスウーマンに出会う。このワームホールをつきぬけた彼女は、村上の描くシュールでありながらも人間性の感じられる世界の登場人物として読者を引きつけ、今は教師となった、この恋をあきらめきれない青年を巻き込んでいく。
海辺のカフカ(2002)
- 出版社:新潮社
- 発売日:2002/9/12
- 単行本:上397ページ、下429ページ
- Kindle未対応
解説
15歳の誕生日、少年は夜行バスに乗り、家を出た。一方、猫探しの老人・ナカタさんも、なにかに引き寄せられるように西へと向かう。暴力と喪失の影の谷を抜け、世界と世界が結びあわされるはずの場所を求めて。
アフターダーク(2004)
- 出版社:講談社
- 発売日:2004/9/7
- 単行本:288ページ
解説
真夜中から空が白むまでのあいだ、どこかでひっそりと深淵が口を開ける。「風の歌を聴け」から25年、さらに新しい小説世界に向かう村上春樹。
1Q84(2009)
- 出版社:新潮社
- 発売日:[BOOK1,2] 2009/5/29、[BOOK3] 2010/4/16
- 単行本:BOOK1:554ページ、BOOK2:501ページ、BOOK3:602ページ
- Kindle未対応
解説
2009年、『1Q84』は逆の方向から1984年を描いた近過去小説である。そこに描かれているのは「こうであったかもしれない」世界なのだ。私たちが生きている現在が、「そうではなかったかもしれない」世界であるのと、ちょうど同じように。
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年(2013)
- 出版社:文藝春秋
- 発売日:2013/4/12
- 単行本:376ページ
解説
多崎つくる、鉄道の駅をつくるのが仕事。名古屋での高校時代、四人の男女の親友と完璧な調和を成す関係を結んでいたが、大学時代のある日突然、四人から絶縁を申し渡された。
何の理由も告げられずに――。
死の淵を一時さ迷い、漂うように生きてきたつくるは、新しい年上の恋人・沙羅に促され、あの時なにが起きたのか探り始めるのだった。
騎士団長殺し(2017)
- 出版社:新潮社
- 発売日:2017/2/24
- 単行本:第1部 376ページ、第2部 544ページ
- Kindle未対応
解説
その年の五月から翌年の初めにかけて、私は狭い谷間の入り口近くの、山の上に住んでいた。夏には谷の奥の方でひっきりなしに雨が降ったが、谷の外側はだいたい晴れていた……それは孤独で静謐な日々であるはずだった。騎士団長が顕(あらわ)れるまでは。