この記事はブロガーのふろむださんの2018年に発売された初めての著書「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている今尚読まれ続けている」のREVIEWです。
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- 社畜な人
- 世の中に不満な人
- 成り上がるためのヒントが欲しい人
- 勘違いさせる力とは?知りたい人
- 普段の会話の内容を豊かにしたい人
Contents
「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている」REVIEW
僕の感想です。メモを取りながら約3時間で何回かに分けてに読みました。
内容
読みやすさ
オススメ度
非常にわかりにくい内容でした。
内容そのものは惹かれるものがあるのに、なかなか頭に入ってこない。
っで結局何が言いたいの?とクエッションマークを浮かべながら最後まで読み続けた感じです。正直途中で断念しそうになりました。
「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」の低評価の根拠
僕がREVIEW評価にした「内容・読みやすさ・オススメ度」の3つについて掘り下げていきます。
内容
「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」のテーマが
錯覚資産 = 他人が自分に対して抱く、自分に都合のいい錯覚
この概念を利用しろというもの
ではなぜこの力が必要なのか?
学生時代は成功するかは運と実力でほぼ決まる。
でも社会に出れが周りに対して自分を大きく錯覚させることができるものほど運と実力以上の評価を得ることができ差が生まれる。
誰よりもズル賢く、この錯覚を意識して人生を生きろというのがこの本の内容です。
思考の錯覚の一覧
詳しい内容を書きます。この辺の内容がわかりづらいものもあってうまくまとめられないので本書をそのまま引用します。(認知バイアス = バイアスとは歪み、隔たりという意味)
- 「ハロー効果」…1つのプラスの属性値に引っ張られて、他の属性値も底上げされてしまう現象。マイナスのハロー効果もある点に注意。
- 「少数の法則」…統計的には、全然優位と言えないようなごく少数のサンプル吸うのデータから、そのデータが示す法則性が真実だと思い込んでしまうこと。
- 「運を実力だと錯覚する」…PV向上とCVR向上の時間の投資配分を誤らせるなど、極めて有害性の高い認知バイアスなので、特に注意が必要。
- 「御知恵バイアス」…物事が起きてから、自分はそれが起きることを予測していたと考える傾向。
- 「利用可能性ヒューリスティック」…脳がすぐに利用できる情報だけを使って答えを出すこと「思い浮かびやすい」情報だけを使って「すぐに思い浮かばない」情報を無視して判断してしますこと。
- 「デフォルト値バイアス」…取りうる選択肢の中で、過剰にデフォルト値を選んでしまう傾向。デフォルト値を選ぶのが損な場合まで、デフォルト値を選んでしまう。
- 「認知的不協和の理論」…自分の中で矛盾や葛藤がある時、無意識のうちに、その矛盾を解消しようとする。
- 「感情ヒューリスティック」…好きなものはメリットだらけでリスクがほとんどなく、嫌いなものにはメリットはほとんどなくリスクだらけだと思い込む認知バイアス。
- 「置き換え」…答えるのが難しい質問を突きつけられると、無意識のうちにそれを簡単な質問に置き換え、簡単な質問の答えを、元の難しい質問の答えだと思い込む認知バイアス。
- 「一貫して偏ったストーリーを真実だと思い込む」…全ての情報を与えられるより、一貫して偏った情報だけを与えられた方が、魅力的で説得力があり正しいと感じる認知バイアス。
ではなぜ?人間はこのような錯覚に陥るのか?
それは人間の脳が過剰に「一貫性・原因・結論」を求めてしますから。
人間の脳の過剰性
- 記憶を書き換えてまで、一貫させようとする
- 単に偶然の結果に過ぎないことまで、無理やり原因を見つけてくる
- 犯人がいない場合でも、犯人がいないという現実に耐えきれず、犯人をでっち上げる
- 原因を見出すのに必要なデータが揃っていないときでも、無理やり原因を見出す
- 結論を出すのに必要なデータがまだ揃っていなくても、無理やり結論を出す
これを見て誰しも思い当たることありますよね?
でも本当の錯覚の怖さはこれらを「無意識」で行ってしまっているところです。
そこに悪意や意図が見えればそれに対する対策もたてられますが、「無意識」ではそれに気づくことさえできません。本書で作者は一番そこに警告しています。
「無意識が勝手に記憶を書き換える。世界が5分前に作られたことに、誰も気がつくことができないように。」
読みやすさ
読みやすさの低評価の理由を3つにまとめると
- 本書で使われる言葉がわかりづらい
- 漫画が効果的でない
- 何度も同じような内容を繰り返す
例えば認知バイアスと言われてすぐにピンと来ますか?
意味は歪み・隔たりというらしいですがいちいちなんだっけ?って読みながら止まるので内容も入りづらかったです。
ブログを書く上で、一応内容をまとめたのでそのときこういう本なんだと自分なりに解釈したつもりですが、一読ではなかなか内容が入ってこないです。
漫画や余白もかなりあるので読みやすいはずなんですが、余計効果的に感じなかったのでマイナス。
オススメ度
この本は人を選ぶと思います
テーマは面白いですが、やはり読みづらい。
もともと作者はブログで有名らしく(僕は知りませんでした)
書き方なんかも少し他の作家さんとは違うかもしれません
ふろむだブログはこちら→ふろむだ
2019年「今、読むべきビジネス書ベスト100ランキング」では第51位にランキング
ハマる人にはハマるかもしれませんが個人的にはそこまでオススメしません。
逆にここまでオススメしない本だと気になる方は読んでみて!内容はいいから。読みづらいの!
「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている」を1分でまとめ
人間は都合のいい生き物だ。
そしてそれを無意識にやってしまうとき大きな溝を生む。
悪いやつはいち早くその溝に大きな流れを作り
自分の方に水を引く
気づかない奴は最初からそうであったと思いこみ
遠回りして水を汲む
この本は「気づく」ための本。
今無意識に選択したことが果たして本当に自分の意思なのか?
酔ってないか?
盛ってないか?
錯覚とは武器だ!
利用されるな利用しろ!
その一歩がこの本には書かれている
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