【MONET】TOYOTA×SOFTBANKの野望【5G入門編④】
このブログはTOYOTA×SOFTBANKが新しく始めたMaaSの会社「MONET」をテーマにわかりやすく知ってもらうために解説したブログです。
MaaSについてはこちらを参考に↓

TOYOTAが目指す新しい未来

5G時代に向け世界のトヨタは生まれ変わります。
「MONET Technologies」という新しい会社をSOFT BANKと共同で設立。

今までの車を売るという会社からモビリティサービスを通じて、人々の暮らしを豊かにするという会社へ。
「脱クルマ屋宣言!」
5G時代を担う新しいビジネスモデルの筆頭として世界のトヨタは未来を見据えています。
会社概要会社名MONET Technologies株式会社本社所在地東京都港区東新橋1-9-1設立2018年9月28日(2019年1月23日 合弁会社化)役員代表取締役社長 兼 CEO 宮川 潤一
代表取締役副社長 兼 COO 柴尾 嘉秀
取締役 山本 圭司
取締役 湧川 隆次資本金等24億9,990万円 ※1株主構成ソフトバンク株式会社: 40.202%、トヨタ自動車株式会社: 39.802%
日野自動車株式会社: 9.998%、本田技研工業株式会社: 9.998%事業内容1. オンデマンドモビリティサービス
2. データ解析サービス
3. Autono-MaaS※2事業企業理念
※MONET Technologiesホームページより引用
Autono-MaaS
Autono-MaaSとは?
Autono-MaaS =トヨタのモビリティサービスを示す造語で、 「Autonomous Vehicle(自動運転車)」と「MaaS(モビリティサービス)」を融合させたもの
トヨタの自動運転技術「ショーファー(自動運転)」と「ガーディアン(高度安全運転支援)」と名付けた2種類のモードに焦点をあて、ドライバーと機械が一体となるようなシステム開発をはじめ、交通環境との調和を含めた安全な運転環境の構築を目指している。
- ショーファー = 一定の条件下で運転者の負担を軽減する
- ガーディアン = ドライバーの能力を超えた危険な状態を潜在的に解消する
そしてMaaSについて

トヨタとSOFT BANKは5G時代のMaaSの先駆者になろうとしています。
それはMaaSの利便性を私たちの生活にいち早く取り入れた企業が次の時代のビジネスリーダーになると言われているからです。
その中でトヨタがMaaS専用次世代電気自動車(EV)として開発を進めているクルマがこちら
「e-Palette Concept(イーパレット・コンセプト)

5G時代のクルマってこういう形になるんですね?
タクシーとバスの中間みたいなイメージかな?
自動運転なら運転席はなくなるのかな?

例えばこのクルマの中でピザを作って作りたてのものをデリバリーできたり、そのまま移動型の飲食店として景色を見ながら食事したり、救急車ならこの中で手術ができたりするそうです。
あと宿泊もできますね。ホテルになって寝て起きたら目的地みたいな?それって深夜バスですね😄
もちろん日常の移動手段として利用されるのがメインになるとは思いますが、ライドシェアの文化のないところで日本はアジアやアメリカに遅れをとっています。
ライドシェア文化の遅れ

トヨタはライドシェア領域における戦略的出資としてアメリカのライドシェア企業「Uber」に2018年8月に5億ドル(約550億円)出資。
Uber = 一般人が空いた時間を利用してタクシー運転手のような仕事を行い、スマホアプリを通じてマッチングした利用者が乗車するというライドシェアリングサービス
トヨタ以上にSOFT BANKの孫正義さんは2017年に80億ドル(約9600億円)を出資して筆頭株主になっている。
それくらいMaaSを攻略していく上でライドシェアというフィールドは重要であると考えられています。
なので日本の政府に対しライドシェアが普及しない今の状況に孫社長は激おこぷんぷん丸状態なのです😡
孫さんはウーバーのほか、中国の滴滴出行に100億ドル余り、東南アジアで最大手のグラブに30億ドル、米ゼネラル・モーターズ(GM)の自動運転車部門クルーズに22億5000万ドルを投じている。
MONETコンソーシアム

MaaSの最大の問題「他業種との連動」です。
これを遂行するために「MONETコンソーシアム」にて参加企業を募っています。(加入企業 355社 2019年8月末時点)
サービス企画
モビリティ・イノベーションを実現するビジネスマッチング。各分野における各社独自のアイデアを共有し合い、分野を超えたサービサー様同士のサービスマッチングを促進。
車両企画
サービサーの多様なニーズに応じた外装・内装サービス企画に必要な車内空間を具体的に検討していただき、現行の有人車両を使い、サービス内容を反映した車内架装を行う事でお客様ニーズを検証。
データ連携
データのかけ合わせによる、一人ひとりに寄り添ったサービスMONETが有している人流データ、車両データに加えてサービサーの皆様のデータを連携させる。
サービサーがお持ちのデマンドデータが繋がりますと一人ひとりのお客様に寄りそったサービスが実現できる。
まとめ
TOYOTA×SOFTBANKの野望
- MaaSの先駆者になるための会社「MONET Technologies」を設立
- オリジナルの「Autono-MaaS」でMaaSサービスを展開する
- トヨタの自動運転は運転手を「いたわり」「守る」
- MaaS専用次世代電気自動車(EV)「e-Palette Concept(イーパレット・コンセプト)
- ライドシェアで遅れをとっている
- Uberのノウハウを持っている
- 他業種統一コンテンツを目指す

2023年には車両を総替えで「e-Palette Concept」が街中を走り出すんですね。
見かけた時のインパクトはでかそう。
その時にMaaSに対する一般人への意識はやばいくらい大きく変わるんでしょうね。
「あっ時代が変わった!」と思う瞬間かもしれませんね。
いかがでしたでしょうか?
簡単ではありますが、入門編として5G時代のTOYOTAの野望に着いてまとめてみました。
この頃にはもう支払いは現金使えないよってなってるかもしれませんね?
だから利用者として僕たちができる準備は、テクノロジーの進化に対応し情報を常に意識していくことです。
もうQR決済の手続きはおすみですか?
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必死になって着いていきましょうよ
だって
テクノロジはもう止まらない!