【MaaS 】5G×クルマの未来が変わる。【5G入門編②】
このブログは来年2020年ついに始まる5Gについて「クルマの未来が変わる」をテーマにわかりやすく知ってもらうために解説したブログです。
今回は「中田敦彦Youtube大学」の5G編を参考に仕組み用語を中心にまとめてみました。参考になれば幸いです🤗

(中田敦彦Youtube大学で使用された参考本はこちら↓)
5G時代の4種の神器

これから始まる5G時代に革命を起こす4種の神器と呼ばれているテクノロジーをご存知ですか?
まずはここをチェックしておきましょう!
- IoT(モノとインターネットを接続する)
- クラウド化(インターネットを通じて外部のクラウドサービスを利用すること)
- ブロックチェーン(分散型台帳技術)
- AI(人工知能ではなくAI技術のこと)
5G時代僕たちの生活は大きく変わります。
モノとインターネットが接続するIoTが普及してスマホから色々な操作が可能になったり、それをAIが自動で管理したり、いつでも必要なデータをクラウドサービスで利用できたり、ブロックチェーンの仕組みでお金は仮想通貨へ変化していきます。
その中でも大きく変わろうとしているのがクルマの未来です。
5Gがもたらす高速大容量通信 超信頼・程遅延 多数同時接続によって自動運転システムが可能になります。
この自動運転にもIoTとAIの技術が使用されています。インターネットで周囲の情報を確認し、AIが人間の目となり瞬時に判断します。
コネクテッドカー = インターネットにつながる車
普及するにつれてどんどん交通ルールも変わって行くだろうし、クルマだけじゃなく交通環境も変化していくでしょう。(信号や標識など)
所有から必要な時に利用する時代へ

MaaS(マース)という言葉を聞いた事がありますか?
MaaS(Mobility as a Service)= 電車、バス、タクシー、飛行機、カーシェア、ライドシェアなど、異なる交通事業者が提供するモビリティサービスを、1つのサービスとして利用できるの考え方。
要は自動車を所有しない暮らし。必要な時にスマホ1つあれば交通機関なんだって使えちゃうサービス。
こういう未来が待っています。
実際あなたの現在の生活がこんな感じに変わったとしたら嬉しいですか?困りますか?
例えば定額制で月20000円だったとしたら高いですか?
実際毎月のガソリン代・自動車の維持費・保険・そもそもの車の購入費。それらを考えた時決して高くはない気がします。
MaaSによるメリット
- 渋滞が緩和さえる
- 知らない土地でも交通手段を確保できる
- 車を運転できない人には嬉しい
- 高齢ドライバーが減り事故が減る
- 駐車場がいらなくなる
- 気軽に飲みに行ける
- 娯楽として車の運転ができない
- 趣味として車を所有できない
- なくなる仕事がある
- 人によって移動費が高くなるかもしれない
色々クリアしなきゃいけない課題はあるにしても個人的にはプラスの未来が見えました。
特に地方に住む自分にとって飲みに行きたくても交通手段がなくてなかなか頻繁にはいけません。
飲み代とタクシー代を合わせると10000円近くかかる場合もあるので定額制で移動手段を確保できるのであれば今以上に夜の街へ出かける回数も増え、結果的には経済が潤うはず。
では日本でMaaSは一体どこまで進んでいるのでしょう?
MaaSの現状

MaaSはサービスの進行状況に応じてレベル0~4の「5段階」で分類されています。
レベル | 説明 | 該当するサービス |
レベル0 | 統合なし、つまり移動媒体がそれぞれ独自にサービス提供している、現在の交通システムのこと | タクシー、バス、電車、カーシェア、Uber |
レベル1 | 料金・ダイヤ・所要時間・予約状況などといった、移動に関する一定の情報が統合、アプリやWEBサイトなどによって利用者へ提供されている段階のこと | NAVITIME、Google、乗換案内 |
レベル2 | 目的地までに利用する交通機関を、スマホアプリなどによって一括比較でき、予約・発券・決済をワンストップで可能になる段階 | 滴滴出行(Didi、中国版のUber)、Smile einhuach mobil |
レベル3 | 事業者の連携が進み、どの交通機関を選択しても目的地までの料金が統一されたり、定額乗り放題サービスができたりするプラットフォームなどが、整備される段階 | Whim、UbiGO |
レベル4 | 事業者レベルを超え、地方自治体や国が都市計画・政策へMaaSの概念を組み込み、連動・協調して推進する最終段階 |
レベル2まではスマホがある今の世の中で可能なですね。
今はレベル3の途中ってところですか?
レベル3にあるWhimはフィンランドで2016年から実験的に開始されたMaaSのサービスです。実はもう実験的には始まっているんです。
ここからの10年以内にはレベル3は当たり前の生活になるでしょう。
あと個人的に調べていてあまり馴染みがないなぁって思ったのがライドシェアというサービス。
Uberって知ってます?
そんなの知ってるよ!っていう人はごめんなさい。このブログは入門編という書き方なので。
Uber = 一般人が空いた時間を利用してタクシー運転手のような仕事を行い、スマホアプリを通じてマッチングした利用者が乗車するというライドシェアリングサービス
なんか危ないってイメージが先行してしまうけどその辺も考えられていて、乗客がドライバーを直接評価するシステム。乗客が利用時に評価した値がそのままドライバーの信頼度へ繋がる。
信頼度の高いドライバーはより需要が増え高収入となる。
海外特にアメリカや中国では当たり前のように利用されていますが、日本ではまだ法律の問題があって普及していません。(滴滴出行(Didi、中国版のUber)
クルマの未来

トヨタはいち早くMaaSに参入しています。
「もう車屋やめます!」宣言もしてます。
もう車を作って売るという未来に繁栄の道はないことをいち早く見極め、MaaSの独占に向けソフトバンクと新しいMaaSの会社MONET Technologies(モネテクノロジーズ)を立ち上げています。
それほどMaaSは可能性を秘めている証拠です。
この分野の事業を成功させた企業が2020年以降のビジネスの未来を担うとまで言われています。
この全てを可能にするのが5G時代の4種の神器
- IoT
- クラウド化
- ブロックチェーン
- AI
クルマに関していえばさらにコネクテッドカーという車にインターネットを繋げるという発想から進化し
スマホに人が乗る
こういう発想で中国の企業BYTONは開発を進めているそうです。
スマホに人が乗る?どういうこと?
僕も正直理解はできてませんが、要するに車ベースにインターネットにつながるものを装備するのではなく、インターネットベースにエンジンやタイヤを装備するということだと思います。
日常の交通手段といえば自家用車・バス・タクシー・電車しかなかった時代。
そこからスマホが普及し予約やライドシェアが可能になり、さぁ2020年5G時代へ移動手段の常識を変えるMaaSの未来へ。
乗り遅れるな!
テクノロジーは止まらない